事業所訪問

今回は、中川区法蔵町(国道1号線の南側)で介護事業をされている株式会社オリーブさんを訪問しました。 西原社長、長女の稲葉 亜希さんともうすぐ2歳になられる亜希さんのお嬢ちゃん、そして来月ご結婚される次女の千馥(ちか)さん、女性4人が賑やかに迎えてくださいました。

代表である西原 早苗社長は、看護畑一筋、看護師長歴20年の経験をもとに昨年1月に法人設立をされました。まだお若いんですよ・・・。

設立のきっかけは、2年ほど前に有料老人ホームの立ち上げをお手伝いになり、その施設も軌道に乗った頃に介護用品のレンタル事業を手伝ってほしいといわれ1年ほどして、そこの社長から、「自分で事業をやってみたら。きっと上手くいくから・・・」といわれたことだそうです。「随分強く背中を押していただけたんです。この事務所もその社長が以前住んでおられて今は使っていないからって、貸してくださっているの」と、西原社長は、当時の株式会社ヨイの山田社長のことを嬉しそうにお話しされました。壁が白く、広いフロアーに赤いソファ、出窓がたくさん、庭には木が植えてあり、映画に出てきそうなレトロなお宅？？？いいえ、事務所です。

次に、社名オリーブの由来をお尋ねすると、千馥(ちか)さんが、「 “オリーブ”は、樹齢が長く、実をいっぱいつけるんです。利用者の皆さんが安心して長生きしていただけるように、そして私たちも、皆さんに頼りにされ、皆さんと共に楽しくこの事業を末永く続けていけるように・・・と、お姉ちゃんと二人で決めました」と教えてくれました。

実際に訪問介護事業を始めてどんなご苦労があったか聞いたところ、｢苦労なんてありません。恵まれすぎているくらいです。特に感じたことは、このアヤちゃんの影響が大きく、周りを元気付けることに驚きました」。殻に閉じこもりがちなお年寄りもアヤちゃんに接するようになってから笑顔もいっぱいで、表情も豊かになったそうです。スタッフのみんなも、アヤちゃんを通して元気の輪が広がっていったそうです。まるで、外に咲く大輪のひまわりのようです。

西原社長は夢があるとおっしゃいます。一棟借上げで共同生活施設を運営したいそうです。共同生活施設とは、できるだけ自分のことは自分で・・・と考えるお年寄り向けのセキュリティー重視の住宅で、その一棟をオリーブさんが訪問し介護や看護、そしていろいろなイベントもやっていきたいそうです。 西原家は、昔から『家族の記念日』を重視してこられたそうで、共同住宅でも毎月のバースディパーティや新しく入居された方の歓迎パーティも手作りのケーキでみんなで一緒に楽しみたいとおっしゃいました。 もし、持て余している土地をお持ちの方、平屋などお心当たりの方がありましたらご一報ください。

事務局