事業所訪問

金魚の街、弥富市にある株式会社どらどらさんを、訪問しました。名古屋人は喫茶店がお好き…今どきの若い子に人気の喫茶店といえば？そう、★★★スターバックス★★★。
全国のスタバで販売しているラスク、食べたことありますか？素朴な味で、カフェの味を一層ひきたてます…そのラスクをつくっているのが、どらどらさんなんです！

山川社長ですカッコイイです

ちなみに私のお気に入りはピンポン玉くらいのまさに女の子サイズ10円まんじゅう。こしあんの黒糖まんじゅう…100個買っても1000円♪しかも蒸し器じゃなくて、せいろを使うんです…贅沢ですねぇ。このこだわりは製菓機械の知識と経験があってこそ！
もし牟田事務所のパソコンがこわれたら…電機屋さんを呼びます。もしどらどらさんの工場の機械が壊れたら…きっと社長を呼ぶんですね！ メンテナンスだってバッチリ！？

実は山川社長の人生はまさに菓子一筋、 学校を出てすぐ和菓子を作る機械を製造する会社に就職し、修理の仕事をしながら、経営のノウハウを盗み、25歳という若さで独立し製菓機械製造販売の会社を設立！その当時の人脈がいまのどらどらに影響しているのだとか。
「うちは一切営業してないんですよ、人との縁って大事ですね」とおっしゃる山川社長、これも社長のお人柄あってこそ。これこそが成功の秘訣だと思います。それにやっぱりおいしいから広がる、売れるんですよね♪

焼印が入ります、生酵母食パン！

工場見学は白衣・キャップ・専用の靴をはいて、殺菌消毒を受けてから…
「これはバウムクーヘンを作る機械」「いま作ってるのはピリ辛だよ」
社長自ら自慢のお菓子の城を紹介をしてくださいました♪

なんでもラスクは完成まで2日間かかるそうです。ラスク専用に焼きあがったフランスパンは1日寝かされてから、スライスされてレーンを流れていきます。途中、とろとろバターのカーテンをくぐりぬけ、グラニュー糖でお化粧をして、18mもあるオーブンの中を20分流れながら焼かれます。その後、手作業で袋詰め、重量を測って梱包します。

少ない人数で、みなさんすごく手際がいいんですよ。 逆に言ってみれば一人欠けても大変、 そのくらいのチームワーク。やはりスタッフと社長との関係もよく、挨拶はもちろん。「社長、名札いいんですか!?」なんて注意されていました(笑)　きっと現場に入ることも多いんでしょうね。スタッフと社長の距離が近いということは、小さな会社の良いところ。
そして終始、感心したのは工場内がとってもキレイだということ。機材も工場も清潔で、ほとんど床に物が置いていないので広々。いつ監督署の調査が入っても大丈夫(笑)！

スタバに立ち寄った際はぜひラスクもセットでご賞味ください！