事業所訪問

新年度4月号のトップページを飾るのは株式会社中部興産です！ あら…七福神？いえいえ失礼いたしました、江田社長です。まずは、江田社長と会社の生い立ちからインタビュー！！！

大阪にある電気科の学校を卒業してすぐ、就職したのは電機メーカー代理店。 まず、なぜ電気科だったのでしょうか？ 社長の時代は男の仕事といえば、大工・建築・電気だったそうで、その中で社長は電気が一番カッコイイと思ったそうです。が、結果学校で教わったモールス信号は役にたたず、こんなに今の時代に建築業が栄えるとも思っていなかった（笑）とのこと。

どの学校で教わることでも、あくまで基本であって、実務にやるとなるとやっぱりむずかしいですね。 サラリーマン暦26年をむかえる頃には、 江田部長となりました。 にもかかわらず安定した生活と収入をすて、男一貫45歳で独立、人生の賭けです！

昭和60年開業、当時は電気と離れ、プロパンガスの設備工事をメインとしていたそうです。独立当時のご苦労は…？ 「苦労はなぁ…まったくなかったなあ、一人やし。100万もらううち90万は儲けだった。ガス屋さん不足しとったし、なにもしなくても仕事はバンバンきたよ。」 プロパンバブル？全盛期の開業、大成功だったようです(笑)

時は流れ、近年ではオール電化が進出。 もちろん波に乗り遅れる訳にはいきません。 現在は電話回線とパソコンの接続を中心とした事業展開という進化をして会社は成長。 本当は60歳で引退したかった、でも60歳でIP電話を、64歳でPCを始めた… 常に新しいことやってかな…辞めたらお客さんにも迷惑かけるでなあ。 お客さんに…会社に…想い想われですね♪ 会社は人望があってこそ成り立つものだなぁと思いました。

　　　

そんな江田社長が欲しいのは、サービスマン…すなわち技術者だとか。 「いい腕した一匹狼はちらほらいるんだけどなぁ」とおっしゃいました。 雇われるとなると、今までとは違った責任・しがらみも出てきます。 会社にしばられたくないのか、自分の道をいきたいのか？どちらなのでしょう。 「もっとレベルの高い仕事をして欲しい、もちろんそれに見合う給料は払う」 という条件でまさに出世の大チャンス！そんな良い話を断る従業員さんも多いようです。欲がないのか、向上心がないのか、度胸がないのか…？

なんて偉そうに記事を書く、私もそれから逃げるように前の会社を退職しました。 とりあえず今の給料で何とかなるし、自分の時間大事にしたいし、なんだか怖いし…というところでした。 江田社長も元は一匹狼でしたが、今は5人の従業員さんを抱えています。みんな敏腕(すご腕)です。 電話回線事業はまかせっきり、プロパンガスは自分が行くといった調子で、役割分担もバッチリです。ちゃんと稼いでいますよ！ 口癖は「迷惑かけたらいかんから」「なんとかなるさ」そんなおおらかな大酒豪、江田社長でした。お話きかせていただきどうもありがとうございました。