事業所訪問

冬はこたつでアイスがウマい！
今回の事業所訪問は、日進市にあるアイスクリームの卸売り！�潟Iノダさんへお邪魔しました。

まずは超老舗オノダの歴史から･･･現社長は3代目です。初代は社長のおじい様です。
開業当時はアイスクリームの製造＆販売をしていました。原動機付自転車に魔法瓶を積んでスティックアイスを売ります。
休憩時間を狙って映画館の前で･･･まだ世の中に冷凍車もありません、映画館にもエアコンが完備されていない頃です。なんとなく想像できますよね？
　「アイスクリーン」なんて声が聞こえそう
その後、東海地方を震え上がらせた伊勢湾台風に見舞われます。電気が1ヶ月も繋がらず、卸売り専門になったのはこれがきっかけです。

では最近のアイスクリーム事情はどうでしょう？
アイスなんか子どもの食べるものでしょう？
少子高齢化も他人事じゃないのよ。
カロリーコントロールアイスなんていうのもあって、メタボの人にもウケるのよ！
ああいう、大人のアイスクリームにメーカーさんにも力を入れて欲しいわね。
他の店にあって、うちにない、あれが欲しい！なんて言われることもあるし、もちろん1ケースでも持っていきますよ。
昔は良かったのよ。お客さんとの距離も近くて「ちょっとお茶飲んでいったら？」「ついでにそこの病院まで乗せてよ」「他の店に浮気しないでよ」なんて会話も…社長のお母様（会長さんです）。
少子化とアイスクリーム･･･結びつきませんでした。
それに流行を押さえたアイス発言にも、アイスクリーム市場の時代の変化にもビックリです。
アイスクリームが嫌いな人っていないと思います。
冷蔵庫あけて、アイスクリームがあるとテンション上がっちゃいます♪

アイスクリームは冷たくて甘いのが当たり前、されど世の中は冷たくてもスウィートではないようです…。
　そんなオノダいわく名古屋のお客さんは義理堅いといいます。
永いお付き合いのところが結構あるとか、信用を裏切るような仕事は許されません。
このお仕事で最も大事なのは時間だそうです、当たり前？　
いやいや、夏場は卸す量もケタ違い、予想外の事故や渋滞も考えられます。これ結構大変じゃないでしょうか？

夢は？　もっとモット楽しい会社にしたい！
新たな販路としてオフィス向けの商品も考えているそう。100円入れて引き出しからお菓子を持っていく、あれです。
同じパターンのデザート、飲料バージョンです。
でも売店があったりして容易なことではないようです。
良いお客様といえば銭湯とパチンコ屋さんだそうです。ちなみにスイミングスクールは微妙…せっかくスリムになったんだから!!　といった理由でしょうか？
そして極めつけの一言「建物（店舗）が出来たときじゃ、もう遅いのよね。他社も売り込みに入っちゃってるし。」これにはドキっとしました。

　

きっとすごく夢のある仕事だと思っていました。
まさかこんな裏事情があったとは…。
うちの自慢は従業員全員なにがあっても仕事を休まないことです。欠勤なんか5年に1回くらいあるかないかです。
特定健康診断もインフルエンザ予防接種も毎年全員受けてます。　特定検診も当たり前！　　インフルエンザまで！？　これも大事です!!!
古きよき時代、昭和から現在の流行最先端をいくシビアなアイスクリーム屋さんオノダでした★★★

PS・卸売先募集中です(・▼・)おいしいよ〜ん