事業所訪問

今月は、�潟Gム・カンパニー　名古屋で７店舗ビサージグループの美容院を経営されておられる守屋社長からお話を伺いました。

今回お邪魔したのは７つの店舗のうちナディアパークの東側、lasky on the parｋ♪
都会を象徴するような、全面ガラス張りのビル2Ｆの店内奥にひっそりある隠れ家的お店。
　 “木”のブラウンと白色を基調にした、テーマはバリ島!?かなと思いました。

さて、７店舗も美容室を経営する守屋社長が美容師を目指したきっかけは？
美容師を志したのは17歳、まだ今ほど男性の美容師が多くない時代です。
友人のお兄さんにこんな仕事もあるんだよと教えてもらい、そんな当時はなんとなく…(笑)
　 「なんとなく」で始めた仕事ですが、22歳で店長となります。相当早いデビューですよね？才能だなぁ…と思いました。
　 部下はほとんど年上。年上の部下ってどうなのでしょう？　　気が引けてしまうのでしょうか？
　 「才能ってなんですか？(笑)　人の何倍も何倍も努力しましたからねえ」と胸を張っておっしゃっていました。…失礼しました。
良い仲間に恵まれるだけでなく、人一倍の努力を惜しまない結果が今の社長の姿なんですね。

そして順風満帆の美容師人生を歩んでおられるかと思ったら、なんと一度は美容師を辞めています。
　 「早くに店長になり若気の至りで天狗になったのが原因かな？」と社長はおっしゃいます。
　 その後はお酒の席で友人に誘われて、、生コンの作業員を３カ月ほど…というから驚きです！美容師のイメージと全く違います。
　 でも、以前の美容師仲間、さらには生コン屋で出会った同僚までが戻ったほうがいいと言ってくれました。　そこで美容師に戻ります。
　 その後は美容師組合の方に「絶対に自分の店を持ちなさい」と言われたことをきっかけに、現在に至ります。
…社長は実にのんびりした方です。本当に流されてばっかりです。
社長に期待し、良かれと一生懸命に考えてくれ、背中を押してくれる仲間に恵まれ、 そのアドバイスを「そうだね｣とい聞き入れる社長の素直な心があってこそでしょうか。
だって就職・転職・自分の店を持つ…どれも人生の大博打でしょう？

そんな社長の経営する美容室の方針は、無駄な“ごみ”を出さないことです。エコ？
　 いいえ、確かにエコも大切ですが守屋社長がおっしゃるのは　“ごみ＝ろくでもないヘアスタイル”　だときっぱり言いました。
流行だけに惑わされずにお客様ひとりひとりに本当に合ったヘアスタイルだけを提案し、ゴミは出さない。
　 そのために社長はスタッフに勉強の機会をどんどん設け、またそれに応えるように、若手は熱心に修行を重ねています。
一見いまどきのオシャレなお店で待ってるのは、アツ〜イ情熱を持った美の職人！

美容室迷子の方がみえたら足を運んでみてはいかがでしょう？
９月の新規店舗オープン等でお忙しい守屋社長、お時間いただきありがとうございました。事務局一同応援しています。